失業中の家族を助けるための9つの方法

提供者: トレーシー・アレン,福祉サービス

  • 2015年8月22日

家族として一致し,平安を見いだす最善の方法の一つは, 毎日の家族の祈りと聖文研究です。 どんなに生活が混沌とした状態にあっても, これらを実践することを最優先しましょう。

記事のハイライト

  • 1. ともに協議しましょう。
  • 2. 参加し続けましょう。
  • 3. 今ある状況だけで自分たち家族を判断しないようにしましょう。
  • 4. 祈りと聖文研究を優先しましょう。
  • 5. 規則正しくありましょう。
  • 6. どこにいでもネットワークを築きましょう。
  • 7. 子供にも求職活動に参加してもらいましょう。
  • 8. 幸福を求めましょう。
  • 9. 感謝の気持ちを伝えましょう。

失業は家族全員に影響を及ぼします。 父親や母親であるあなたは, 独りで求職活動をしなければならないと考えるかもしれません。しかし,実のところ家族はすばらい力を持ち,支え,励ましを与える,なくてはならないリソースです。

子供たちに,いつ参加させ,どこまで伝えるべきか考えてしまうかもしれません。 子供たちを求職活動にどのように参加させ,なおかつ不安を感じさせないようにするにはどうしたらよいのかと考えてしまうことでしょう。

こちらにいくつか役立つアイデアがあります―

1. ともに協議しましょう。

多くの場合,仕事を探すのは困難です。しかし,家族として団結する機会にもなり得ます。 ともに集い,求職活動に伴う金銭的,情緒的,そして精神的な影響について話し合いましょう。 あなたがどのように前に進み,また家族一人一人がどのように協力できるかについて一緒に計画を立てましょう。 年長の子供たちにとって,多くの場合,雇用状況が家族に与える影響を知ることはメリットがあります。

2. 参加し続けましょう。

楽しいことをするとストレスから解放され,一時的に喜びを見いだせます。 それは家族が求職活動以外のことに目を向ける時間です。皆が前向きでありつづける助けとなります。

失業中,社会的な場を避けたいと思うかもしれません。 孤立することで恥じる気持ちや,落胆,自分には価値がないと思う感情が大きくなる可能性があります。 ワードや社会的な輪に参加し続けてください。 費用のかかる趣味や愛用品への支出は縮小しても,できる限り日常生活を維持しようと思うことでしょう。 定期的な家族の活動を持てるように努めてください。 ただ公園で遊んだり,ボードゲームをするだけかもしれませんが,一緒に過ごす時間はあなたと子供にとって大きな意味をもつことでしょう。

3. 今ある状況だけで自分たち家族を判断しないようにしましょう。

失業の問題を抱えている家族,という以上の価値がたくさんあることを忘れないでください。 チャレンジは誰にでも起こりうることであり,失業は決して恥じることではないことを,子供たちが理解できるよう助けてください。 チャレンジは人生の一部であるとジェフリー・R・ホランド長老は証します。「逆境には終わりがあり,信仰はいつも勝利を得,天の約束は必ず守られることを証します。」(「リバティーの監獄の教訓」,ヤングアダルト対象の教会教育システムファイヤサイド,2008年9月7日)。 あなた自身の模範を通して,また子供たちの神聖な価値とそれぞれが持つ才能を強調することによって,教えましょう。

4. 祈りと聖文研究を優先しましょう。

家族として一致し,平安を見いだす最善の方法の一つは, 毎日の家族の祈りと聖文研究です。 どんなに生活が混沌とした状態にあっても, これらを実践することを最優先しましょう。 将来についての重要な決断をする際の啓示の源となります。 また, 家族の断食と,御霊とさらなる祝福を招く神殿参入を忘れないでください。

5. 規則正しくありましょう。

求職者は多くの場合,定まっていない多くの時間を持てあましています。 生活リズムを大幅に変えるのではなく,今までと同じような生活リズムを維持するようにしましょう。 同じ時間に起き,平日仕事に行くときの服を着て,通常仕事に出かける時間から求職活動を始めましょう。 これらは早く新たな仕事を見つけのに役立つだけでなく,家族全員が心の安定を維持するのに役立ちます。

6. どこにいでもネットワークを築きましょう。

子供たちの学校や課外行事で,他の親や教師そしてコーチにあなたが求職活動をしていることを伝えましょう。

配偶者や子供たちもネットワークがあることを忘れないでください。 たとえ配偶者が自分の仕事の分野で働いていなかったとしても,誰かそういう人と接点があるかもしれません。 子供たちの学校や課外行事で,他の親や教師そしてコーチにあなたが求職活動をしていることを伝えましょう。 どこでどう繋がるか分からないので,驚くことでしょう。

7. 子供にも求職活動に参加してもらいましょう。

子供たちがどのような形であっても可能な方法で求職活動に参加できるよう助けましょう。 家庭の夕べの活動を計画し,あなたの強みやあなたが達成したことを特定してもらったり,面接で一般的に聞かれる質問をしてもらい練習をします。 これは,求職活動で成功するための準備になるだけでなく,子供たちが仕事に応募するには何が必要かを目にする機会にもなります。

8. 幸福を求めましょう。

楽しいことをするとストレスから解放され,一時的に喜びを見いだせます。 それは家族が求職活動以外のことに目を向ける時間です。皆が前向きでありつづける助けとなります。 あなたは自分の家族が何を楽しいと思うか知っています。 家庭に楽しみをもたらす方法を探しましょう。

9. 感謝の気持ちを伝えましょう。

失業は,親と子供の両方にとって不安と恐怖を覚えるときです。 そのように感じられないときにも,主はあなたの家族を心に掛けてくださっており,求職活動中も祝福してくださいます。 あなたの生活の中で主の御手を探し求め, 主の深い憐れみに気付き,それを分かち合うことを家庭の習慣としてください。