教義と聖約 2021年
4月12-18日教義と聖約37-40章:「もしもあなたがたが一つでなければ,あなたがたはわたしのものではない」


「4月12-18日教義と聖約37-40章:『もしもあなたがたが一つでなければ,あなたがたはわたしのものではない』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』

「4月12-18日教義と聖約37-40章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』

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移動に備える聖徒たち

「カートランドに移動する聖徒たち」Sam Lawlor

4月12-18日

教義と聖約37-40章

「もしもあなたがたが一つでなければ,あなたがたはわたしのものではない」

あなたのクラスの子供たちが何を学ぶ必要があるかを神は御存じです。子供たちを教えるうえで助けとなる原則や活動を選ぶときは,主の導きに従ってください。

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分かち合うよう招く

一冊の聖典を順番に回します。それぞれの子供たちが聖典を手にしたときに,先週のレッスンで覚えていること,または今週家庭で読んだ聖句から覚えていることを一つ分かち合ってもらいます。

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教義を教える:年少の子供たち

教義と聖約38:24-27

わたしは,人々を愛することができる

主は,聖徒たちがオハイオに集まり,互いを対等に愛することを望まれていました。人々との一致や,人々に対する愛を子供たちが感じられるように,どのような助けができるでしょうか。

活動案

  • 今週の活動ページを使って,教会がまだ新しかったころに,主は会員たちにオハイオへ移動するよう命じられたことを子供たちに伝えます(『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』「今週の概要」の地図も参照)。神は会員たちが互いに愛しあい,良い関係を持つ方法を学ぶよう望まれていました。どのようにすれば互いに愛を示すことができるか子供たちの考えを聞きます。

  • 教義と聖約38:25を子供たちに読み,自分の兄弟や姉妹を自分自身のように尊ぶとはどのような意味か,あなた自身の言葉で子供たちに伝えます(マタイ7:12も参照)。「自分の兄弟」を互いの名前に置き換えて,子供たちが聖句を復唱するのを助けます。

  • 友達」(『子供の歌集』78-79)など,人々に愛を示すことを含む,愛することについての歌を子供たちと一緒に歌います。歌うときには,子供たちに世界のほかの地域の子供たちの絵を持ってもらいます。

  • だれか新しい子が初等協会のクラスに参加するという状況を子供たちに演じてもらいます。その子が歓迎されていると感じられるよう,どのように助けたらよいでしょうか。指人形や,人の形をした切り抜きなどを使ってこのロールプレイをすると楽しいかもしれません。

教義と聖約38:30

備えていれば,恐れる必要はない

天の御父は,わたしたちが恐れることのないよう一つの方法を教えてくださっています。それは,備えることです。

活動案

  • 「備えていれば恐れることはない」(30節)という言葉を何度か繰り返します。数回繰り返した後に,一つの言葉を抜き,抜けている言葉を子供たちに言ってもらいます。あなたが何かに向けて備えていたときや,備えることで恐れずに済んだときのことを子供たちに話します。

  • バプテスマを受けることや,神殿に参入することなど,天の御父が子供たちに備えて欲しいと望まれていることを子供たちが考えられるよう助けます。アイディアを思いつけるよう,絵や写真,物を見せましょう。どのような備えができるか話し合い,考えたことに向けて備えたり,参加したりしている自分の絵を描いてもらいます。

教義と聖約39:6,23

わたしは確認されるとき,聖霊の賜物を受ける

聖霊の賜物を受けることについて,クラスの子供たちは何を理解する必要があるでしょうか。この儀式に関してジェームズ・コービルに与えられた主の指示が役に立つかもしれません。

活動案

  • バプテスマを受けている人や,確認を受けている人の写真を見せます(『福音の視覚資料集』104番105番参照)。教義と聖約39:23を読みます。バプテスマや確認について読んでいるのが聞こえたときには,それぞれの写真を指さしてもらいます。

  • 教義と聖約39:6を一緒に読み,どのような方法で聖霊はわたしたちを祝福してくださるか(6節で述べられていることを含む)を表す絵や物を子供たちに見せます。その絵や物を子供たちに順番に持ってもらい,それらの方法で聖霊があなたをどのように祝福されたかについての証を述べます。御霊の影響を感じるようなときを,子供たちが認識できるよう助けます。

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教義を教える:年長の子供たち

教義と聖約3738:31-33

神はわたしたちを祝福するために,わたしたちを集められる

多くの初期の聖徒たちにとってオハイオに集まることは大きな犠牲でした。今日,わたしたちは一つの場所に集まるよう命じられてはいませんが,家族やワード,ステークで集まります。

活動案

  • 今週の活動ページ,または『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』「今週の概要」の地図を子供たちに見せます。教義と聖約37章を一緒に読み,啓示の中で指摘されていた場所を子供たちが見つけられるよう助けます。主は聖徒たちに何をするよう命じられましたか。

  • 主が御自分の民に集合して欲しいと望まれていた理由を表していると感じる鍵となる語句や文を教義と聖約38:31-33から選びます。この文の言葉を部屋中に散りばめます。子供たちにそれらを集めて順番通りに並べてもらい,聖句のどこにこの文が書かれているか見つけてもらいます。なぜ主はわたしたちが集まることを望まれるのでしょうか。

教義と聖約38:24-27

神は御自分の民が一致することを望んでおられる

集合に向けて聖徒たちを備えるために,主は聖徒たちに互いを対等に見るように,また「一つとな〔る〕」(27節)ように教えられました。この教えはどのようにしてあなたの教える子供たちに祝福をもたらすでしょうか。

活動案

  • 教義と聖約38:24-27を一緒に読み,繰り返されてる言葉と,子供たちが重要だと感じる言葉をこれらの聖句から書き出してもらいます。主がこれらの言葉を繰り返されたのはなぜでしょうか。書いたことを分かち合ってもらい,これらの言葉から何を学んだか話し合います。

  • 教会の新会員でいることや,新しい地域や学校への引っ越しなど,疎外感を感じる人がいるかもしれない状況を子供たちに考えてもらいます。教義と聖約38:24-27では,このような状況の人にどのように接するべきだと提案されていますか。起こり得る状況をロールプレイします。

  • 実物を用いたレッスンを行います。一枚のキルトを作り出す複数の布切れや,一個のミートローフを生み出す幾つかの材料など,物事は一つとなるために,いかにして混ぜ合わさったり,一致したりすることができるかを示します。これらのたとえは,神の民として一つとなることについてわたしたちに何を教えていますか。

教義と聖約39-40章

わたしは約束を守ることができる

ジェームズ・コービルは主に従うことを約束しましたが,その約束を守りませんでした。彼の経験を学ぶことは,従順でいることの大切さを子供たちが覚えるうえで助けとなるでしょう。

活動案

  • 教義と聖約39章40章の前書きを子供たちに読んでもらい,ジェームズ・コービルについて学んだことを言葉や絵で要約してもらいます。

  • 「ジェームズ・コービルは何を行うと聖約しましたか」「彼が聖約を守らなかったのはなぜですか」など,子供たちが40章を理解するうえで助けとなるような幾つかの質問をホワイトボードに書きます。子供たちに40章から答えを見つけてもらいます。

  • バプテスマのときに交わした約束を,子供たちが覚えていられるように助けます(モーサヤ18:8-10参照)。これらの約束を守るうえで妨げとなり得る恐れや「世の思い煩い」(教義と聖約40:2)を子供たちに幾つか挙げてもらいます。主の戒めに従うことは恐れや世の煩いを乗り越えるうえで助けとなることを思い起こさせるためのものとして,自分自身への短いメッセージで書いてもらいます。よく目につく場所にそのメッセージを取っておくよう子供たちに勧めます。

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家庭で学ぶよう励ます

どうすれば家族としてより一致することができるか,両親や家族と話し合うよう子供たちに勧めます。

教え方を改善する

聖句を暗記します。子供たちの証を強めるような聖句を一つ選び,その聖句を子供たちが暗記できるよう助けるとよいでしょう。年少の子供たちには聖句の一部分や,簡単な言葉などを覚えてもらってもよいでしょう。

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活動ページ:わたしは人々を愛することができる