聖文の物語
よげんしゃエリヤ


「よげんしゃエリヤ」『旧約聖書物語』きゅうやくせいしょものがたり

「よげんしゃエリヤ」『旧約聖書物語』きゅうやくせいしょものがたり

列王上れつおうじょう16-18しょう

よげんしゃエリヤ

ははのしんこうとしゅのきせき

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アハブ<ruby>王<rt>おう</rt></ruby>とおうひイゼベルと<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>すエリヤ

イスラエルの王国おうこくあめがまったくふらなかったため,みずそこをつきかけていました。アハブおうとおうひイゼベルはしゅのよげんしゃをこころよくおもいっておらず,何人なんにんかのよげんしゃをころしたことさえありました。おうときさきはあめをもとめてぐうぞうにいのりました。しかし,よげんしゃエリヤはふたりに,この先何年さきなんねんものあいだ,しゅはあめおくってくださらないだろうといました。

列王上れつおうじょう16:29-3317:1; 18:13

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<ruby>兵士<rt>へいし</rt></ruby>たちから<ruby>身<rt>み</rt></ruby>をかくすエリヤ

おうときさきはエリヤにはらをてました。エリヤのいのちがきけんにさらされていたため,しゅはエリヤにをかくすようけいこくされました。

列王上れつおうじょう17:2-3 

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<ruby>川底<rt>かわぞこ</rt></ruby>にひざまずくエリヤ

しゅはエリヤをかわへとみちびき,とりおくってものをエリヤにとどけさせられました。しかし,あめがまったくふらなかったため,かわはほしあがり,エリヤにはみずがありませんでした。

列王上れつおうじょう17:4-7 

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じょせいと<ruby>話<rt>はなし</rt></ruby>をするエリヤ

しゅはエリヤを,とおくはなれたまちむひとりのじょせいのもとへとみちびかれました。エリヤはそのじょせいに,みずとパンをくれるようにたのみました。しかし,じょせいは自分じぶんとむすこがあと1にちいきのびられるぶんしかっていませんでした。

列王上れつおうじょう17:8-12 

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じょせいに<ruby>話<rt>はな</rt></ruby>しかけるエリヤ

エリヤは,それがかのじょの食物しょくもつ最後さいご一口ひとくちであることをっていました。エリヤは,そのものをくれるなら,あめがふたたびふるまでしゅはかのじょの家族かぞく食物しょくもつをあたえてくださると約束やくそくしました。

列王上れつおうじょう17:13-14

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<ruby>食<rt>た</rt></ruby>べ<ruby>物<rt>もの</rt></ruby>を<ruby>食<rt>た</rt></ruby>べるエリヤとじょせいとこども

そのじょせいはエリヤのためにパンをきました。すると,じょせいのあぶら小麦粉こむぎこ何倍なんばいにもふえたのです!エリヤとそのじょせいの家族かぞく何日なんにちもの間食あいだたべられるだけの食物しょくもつがありました。

列王上れつおうじょう17:15-16

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こどもの<ruby>死<rt>し</rt></ruby>を<ruby>悲<rt>かな</rt></ruby>しむじょせい

ある,そのじょせいのむすこが病気びょうきでなくなりました。じょせいはエリヤに,なぜしゅはこのようなことが自分じぶんにおきるのをゆるされるのかとたずねました。

列王上れつおうじょう17:17-20

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こどもをだきしめるじょせい

エリヤはしんけんをもっていました。そこでエリヤがじょせいのむすこを祝福しゅくふくし,よみがえらせてほしいとねがいもとめたところ,こどもはいきをふきかえしました。そのじょせいは,エリヤがしゅのよげんしゃであることがかりました。

列王上れつおうじょう17:21-24